展示会などの大型イベントディスプレイを手掛けるツカサ創研社の淵田社長は、大型のイベント開催後に残る壁紙などの大量の端材の処分に心を痛めていました。なにか再利用できることはないか。イベントで使用するものなので、例えば壁紙などはキレイな模様で、そのままディスプレイとして映えるものばかりです。そこで思いついたのは、保育園のイベント時の飾りつけや、普段の子ども達のお遊びに使えないかと考えました。
淵田 宏志 社長
早速同地域の保育園に端材の提供を申し入れたところ、大変喜んで快諾いただき、子ども達も色とりどりの端材にお絵かきしたり、飾りつけしたり、大変喜んで遊んでくれたそうです。子ども達が楽しそうに遊ぶ様子も保育園のSNSで投稿していただき、ツカサ創研社の活動が多くの方の目に触れた事かと思います。
端材の再利用が、単なる再利用でなく、色とりどりの端材は子供たちのクリエイティブな想像力をかきたてる恰好の教材となり、地域貢献となる大変素晴らしい事例でした。
SDGsビジネスコンサルタント:鶴田 智也