2023年卒学生の「SDGs」認知率は95.9%

就職情報会社「学情」が実施した今夏の調査で、SDGsに取り組む企業を学生がどう捉えているかの調査結果があります。2023年3月卒を対象にしたアンケートなので、まさにこれから就職活動を始める大学3年生対象のアンケートです。

そのアンケートによると、

「SDGsという言葉も意味も知っている」と回答した学生が78.4%。

「SDGsという言葉は知っている」と回答した学生が17.5%

SDGs認知度はなんと95.9%だそうです。

また、就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、

「志望度が上がる」と回答した学生が34.9%。
「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した学生が39.0%。

7割以上の学生がSDGsに取り組んでいることを知ると「志望度が上がる」ことが分かりました。

志望度が上がると回答した学生からは、

「社会貢献性の高い仕事をしたい」
「社会貢献と利益の追求を両立している企業は、就職先として魅力を感じる」
「SDGsに取り組んでいない企業は、今後成長を続けていくことが難しいと思う」

といった声が挙がったそうです。

社会貢献しながら働きたいという世代の特徴が顕著に表れてきているように感じます。SDGsに掲げられている社会貢献の度合いが、企業を選ぶ際のとても大きな基準になってきているようです。

これからは、就活生からの質問「御社のSDGsに対しての取組を聞かせてください」に対してどれだけの『度合い』で返答が出来るかが就活生の志望度を大きく左右する時代になったようです。

多くの自然災害等を経験し、その恐ろしさと自然の尊さを、身をもって知る世代。たった1年で大きく進んだSDGsへの関心と希望。我々、学生を迎え入れる側の準備は十分に出来ていますか?

SDGsビジネスコンサルタント:鶴田 智也

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