企業がSDGsに取組む理由(わけ)

ある大手企業の社長が次のような趣旨の内容をお話しされたことをご紹介します。

「当社の社員は皆誠実で真面目に仕事に取組み、わが社の誇りです。しかしチャレンジ精神旺盛な社員が若干少ないようにも感じています。全社でSDGsに取り組む姿勢を打ち出すことで、社員の意識が外に向かうきっかけを与えたい。」

日常の業務遂行ルーチンは「失敗をしないこと」に比重が置かれ、時には社内的な視点(社内評価)に終始してしまい、社外に目を向けた挑戦的な動きを抑制する思考回路にもなりかねません。

上司の顔色を伺うのではなく、社会課題解決のために仕事をしているという視点を取り入れ、上司との共通言語共通課題を持ち、社内の評価ではなく共通課題への挑戦で仕事に取り組むことは、きっとその企業の将来を明るくさせ、働く人々が仕事の喜びを感じるものになるのではないでしょうか。

SDGsへの取り組みが人材の育成に繋がる。そんな可能性を大いに含んでいると感じた瞬間でした。

SDGsビジネスコンサルタント:鶴田 智也

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