地域のために、子どもの登下校見守りや防犯パトロールなどを続けるグリーンロジスティクス社。
大津町に掛け合い、大津町地域通貨の「水水」をボランティアで獲得できるように交渉。晴れてボランティア活動で地域通貨「水水」を獲得する事に成功しました。多いときは年間5万円相当になるそうです。
「入口は奉仕、であれば、出口も奉仕にしたい」と善意の循環を考えた岩崎社長。獲得した「水水」は地域の学校に寄付し、子ども達に使い道を決めてもらいました。
結果、使用目的は、地域のお年寄り世帯に地域通貨でごみ袋を購入し持参し、併せて安否確認のための見守りをする事に。ますます地域全体、年齢も上から下まで、そして地域の小学校をも巻き込んだプロジェクトになりました。
「会社も地域の住民です。小学校と保護者・小学生の関わりは6年間ですが、会社はずっと地域に存在し関わり続けることができます。今回のようなフロジェクトは、子どもたちにとって介護や環境、支え合う地域の学びになると考えています。
私たち事業者がもっと地域の学校とも関わり合っていければ、子ども達の学びを途絶えることなく続けていくことができ、このようなプロジェクトもずっと運営していく事ができると思うんです。」と岩崎社長はおっしゃいます。
地域のボランティア活動が、経済活動を生みだし、子ども達に質の高い教育を提供し、持続可能な活動になっていく、素晴らしい事例でした。
SDGsビジネスコンサルタント:鶴田 智也