今朝の経営者モーニングセミナーは米澤社長(メガネのヨネザワ)の講話でした。
氏が小学2年生の2月に父親が他界され、次の日に母親が髪を短く切り落として「男」として工事現場で働いて4人兄弟を育ててくれた。と話されました。
また、小児まひで運動が苦手なことを同級生に揶揄され、悔しい思いをしたことも話されました。
氏の仕事観の根底がそんな幼少の頃にあるかもしれないと感じました。
高校を卒業して、住み込みで働いたメガネ店では、他の従業員の数倍働いてきた。
「他人より優れた能力が無くても自分の潜在能力を信じ、夢・目標を持って働く時間を長くすれば誰でも成功できる。」
そして口グセは「暇な時ほど忙しい」
忙しい時に手を付けられていなかった事、例えばお客へのサンキューレターや整理整頓など出来る仕事はいくらでもある。
潜在能力について
人間は通常自分の能力の5%位しか使っていない。それを10%使えば地域1番になれる。20%使えれば日本一になれる。
だから自分に持っている潜在能力を信じ
1.夢を語り
2.夢を文字に起こして
3.絵(ビジュアル化)にする
4.達成期日を入れる
そうすれば、自然にそのようになる。
これから
「とくに、働き方改革の影響でみんなが働かなくなった今の日本なら成功のスピードは以前よりもっと速くなる。そんな有り難い時代になった。」と話されました。
米澤社長が語る成功の法則は実にシンプルです。
長時間時間労働について(補足)
そもそも社長という立場で働く人は、労働基準法が適用されません。
従業員のように会社によって定められた勤務時間や休日はなく、1日に何時間働こうと、いつ休もうと、法的には問題ないのですから、精一杯働けばいいだけ。
ビジネスを戦争に例えて学ぶランチェスター経営戦略によると、仕事時間の法則として年間の仕事時間(通常業務+学習時間)を必勝の3200時間、圧勝の3700時間とされてます。
1年365日のうち週1回完全に仕事しない休日を取った場合、休日がざっと50日になるので仕事日を315日として計算すると、1日の仕事時間は、必勝は10時間、圧勝は12時間になります。
これを数年間続ければ一定の成功に至るとされてます。
ランチェスター経営戦略では「100人以下の会社では、会社の業績の96%は社長の実力で決まる」と定義されています。
他人より2倍、3倍の仕事時間で実力を高めれば成功を掴めるという事です。
キャリアコンサルタント:馬場口 一利