「ハローワークでは採れない?」
業種次第ではハロワ求人で、なかなか採用出来ずに苦労されている話をお聞きしますが、ハローワークの事を知ることで活用方法が変わるかもしれません。
ハローワーク求人の3大特徴
1.無料で採用活動できる
ハローワークは、正式には公共職業安定所と呼ばれ、主に職業紹介事業を行っています。
国(厚生労働省)が設置する行政機関によって運営されているので利用料金は発生しません。したがって有料で運営されている民間の職業紹介事業者とは区別されています。
2.利用者数が多い
雇用調整機関としては国内最大の組織であり、一日の利用者数 約17万人。
さらに企業への入職経路としてはハローワークが約20%、民営職業紹介所は約3%(平成25年 入職者構成比)と発表されています。
民間の職業紹介事業も数多くありますが、ハローワークの利用者数は大変多いといえるでしょう。
新規求職者数 (常用・パートタイム含) | 462.1万人 | |
就職件数 (常用・パートタイム含) | 134.7万人 | 226.8万人 |
就職件数 (雇用期間の定めがない・パートタイム含) | 92.1万人 |
■新規求人
サービス機関 | 新規求人数 | 確認時期 |
ハローワーク | 887,713 | 2020年12月 |
doda(デューダ) | 73,558 | 2021年2月 |
マイナビ転職 | 12,907 | 2021年2月 |
3.地元就職に強い
ハローワークでは全国ネットワーク(544所)による支援のほか、雇用対策協定に基づく自治体とのワンストップ窓口等で地域密着型の就職支援を実施しているので、地元での就業を希望する求職者と出会える確率が高くなります。
以上、私たちは人材確保の第一歩としてハローワークの活用をお勧めします。
キャリアコンサルタント:馬場口 一利